書き方の基本は習得できましたか? ここでは、書き方の更なる注意事項と作成した文書を郵便局から送付する手順について
説明します。
@ 書き方の注意事項
1、差出人と受取人の書き方
具体例は「文例@」・「文例A」を参照していただければわかりますが、内容証明郵便の場合は、文面の冒頭又は最後に受取人
の住所・氏名、差出人の住所・氏名を記入し、差出人の氏名の横(縦書きの場合は下)に捺印をします。捺印は法律上は必要あり
ませんが、確かに差出人が作成したものである証明として捺印することが慣例になっています。
2、タイトル
タイトルは任意です。「通知書」・「請求書」のようにシンプルなものでも、「未払い給与支払請求書」・「売買契約解除通知書」など詳
しいものでも、さらにはタイトルなしでもかまいません。
3、時候の挨拶
内容証明郵便では、一般的には時候の挨拶は省き、いきなり本題に入りますが、意図的に友好的な雰囲気を醸し出すために時候
の挨拶を入れることもあります。
4、必要部数
「内容証明とは」で触れたように、内容証明郵便を送付するときは同一の内容のものを3通作成します。
1通が2枚以上にわたるときは、糊やホチキスで綴じ、綴じ目に契印(割印)を押します。これは法律上必要な捺印です。
A 送り方
1、封筒の書き方
内容証明郵便を送るための封筒は普通の封筒でかまいません。専用封筒というものはありません。
封筒の宛名・差出人欄には、内容証明郵便の文面に記入した差出人・受取人の住所・氏名をそのまま省略せずに記入します。
封筒は封をせずに、文書3通と共に郵便局へ持参します。
2、郵便局に持参するもの
・内容証明郵便の文書3通
・封筒1枚
・差出人の印鑑
・郵便料金(後述)
3、窓口での手続
一、郵便局に備え付けの「書留・配達記録郵便物受領証」に差出人の住所・氏名と受取人の氏名を記入します。
二、「配達証明付き内容証明郵便をお願いします」と局員に伝え、一の受領証と封筒・文書を局員に渡します。
三、局員が内容証明郵便に適合した文書かどうか、文書の内容を確認します。
四、確認して適合していることが認められると、3通とも内容証明郵便の旨の記載と局印を押します。
五、3通のうち1通を差出人控として返却され、郵便料金を清算します。
4、郵便料金
文書1通につき1枚、差出人・受取人ともに各1名の場合、
・基本料金 :80円
・一般書留料金:420円
・内容証明料金:420円
・配達証明料金:300円
・合計 :
かかります。文書の枚数・差出人・受取人が増えればそれだけ郵便料金も増えます。また、速達の場合はさらに270円加算されま
す。
5、配達証明
郵便局から内容証明郵便を差し出して1週間ほど経過すると、差し出した郵便局から差出人宛に配達証明書が届きます。これが
受取人に確かに内容証明郵便が配達されたという証明になりますから、文書の控えと共に大切に保管します。
B 電子内容証明郵便
郵便局は早く閉まってしまうから行く時間がない…、そんな方でも24時間受け付けの電子内容証明郵便という制度があります。
当事務所でも作成代行を取り扱っております。お気軽にご相談ください。