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業務委託契約は、いわゆるアウトソーシングに関する契約で、委託する業務の範囲を明確にしてそれに対して報酬を支
払うことにより成り立つものです。業務委託の相手方は法人の場合もあれば個人の場合もあります。
① 業務委託範囲
委託する業務の範囲を明確にしておきます。本来の業務の達成のため必要とする付随業務も含めておくことが無難です。
② 委託期間
委託期間を明示します。期間を定めない場合は、解除通告から相当期間後に契約が解除されるという定め方もあります。契約更
新の手間を省くため、自動更新を設定することもできます。
③ 業務遂行状況の報告義務
受託者が適切に業務を遂行しているか適宜確認するため、報告義務を課します。
④ 秘密保持義務
受託者を通じて自社の機密事項が漏洩しないように、秘密保持義務を定めておきます。別途秘密保持契約を締結することもできま
す。
⑤ 報酬
報酬の計算期間・方法・金額について定め、併せて支払方法・期日等について定めておきます。
⑥ 契約解除
契約期間中に受託者が委託業務を行えないと認められる状態になったときに、無催告解除を容易にするための特約を具体的に定
めます。
「業務委託契約書例」では、会社間の業務委託契約の例を挙げます。